ジム・キャリー、ケイト・ウインスレット主演で2004年アメリカ、その翌年に日本で公開された、
『エターナル・サンシャイン』(原題:Eternal Sunshine of the Spotless Mind)は、ミシェル・ゴンドリー監督(『恋愛睡眠のススメ』)と、脚本とプロデューサーで参加したチャーリー・カウフマン(『マルコヴィッチの穴』)の最強タッグで制作された恋愛映画なのですが、
私の中でではありますが、今まで観た映画の中でベスト3に入っている映画と言っても過言ではないほど大好きな映画です。(2004年アカデミー賞でも見事脚本賞を受賞しました。)
それに映画の舞台がニューヨークというのも日本人にとっては憧れの場所でもありますよね。
果たして、『復縁』とこの映画の関係性とは・・・??
まずは、あらすじから…
恋人同士であるジョエル(ジム・キャリー)とクレメンタイン(ケイト・ウインスレット)はバレンタイン前に大喧嘩をしてしまう。反省したジョエルはクレメンタインのためにプレゼントを用意し、謝るため彼女の働く本屋に行ったのだが、そこには知らない男性と親しげにしているクレメンタインの姿が… そして、ジョエルのことをすっかり忘れたかのような振る舞いをする。
ジョエルはショックを受け、親友に相談しに行くが、実はクレメンタインはジョエルと付き合っていた記憶を消す手術を受けていたことを打ち明けられる。それにもジョエルは大ショックを受ける… ジョエルもクレメンタインが記憶を消したとされる病院に行き、自分の記憶も消して欲しいと懇願するのだが…
という所からストーリーが始まります。
記憶は“二人が一緒にいた最新の過去の部分”から徐々に消されていきます。
当然、別れ→別れの直前→別れの原因→別れが近づいている頃・・・と遡っていくわけですから、はじめは最悪の状態の記憶から消されていくのです。思い出す度にツライ時期だけど、別れの決め手となった最大の要因もここですぐわかりますよね^^;
そして、記憶は徐々にまだ二人が付き合って間もない頃まで遡っていくのですが、二人の記憶を辿っていく中でジョエルは思い直します。
『やっぱり、二人の記憶は消したくない!!』と。
つまり、ジョエルは気付くんですよね。クレメンタインが本当に自分にとって重要な存在だということを。
そこからジョエルとクレメンタインの記憶の中での記憶消去を邪魔していく奮闘劇が始まるわけですが、ココで結末までを書いてしまうのはとても勿体無い気がしますので、まだ見ていない方、ここで初めてあらすじを読まれた方、是非見て欲しい映画です。
特に、まだ大好きな彼氏を諦め切れていない、本気で彼氏とやり直したい、またあの頃の二人に戻りたい、と復縁を本気で願う女性の方は必見の映画だと思います。
映画のラストで、全てが繋がりますよ^^